ドラックストアで買える咳を止める薬の選び方と気になる副作用について

熱はないのに咳だけが長引いていて辛い…

咳って意外と体力を消耗するくせに、仕事を休んで病院にいくほどでもないので案外ほったらかしにしがちですが辛いんですよね。

そんなときに頼りになるのがドラックストアですが、咳止めと言っても種類が多すぎてなにを選べばいいかわからない…

咳だけが続く場合、どんな薬が効果的か、またどんな副作用があるのかなど、症状に合わせてご紹介します。

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咳だけが続く場合、どんな薬を選んだらいいの?

咳止めの薬として入っている成分はリン酸コデイントラネキサム酸グアイフェネシンL-カルボシステインブロムヘキシン塩酸塩が有名です。

どのような基準で咳止め薬を選んだらいいかというと、

  • コホッ、コホッという乾いた咳
  • ゴホッ、ゴホッという痰が絡んだ咳

のどちらの咳をしているかが鍵になります。

コホッ、コホッという乾いた咳に効く成分は?

咳は、脊髄付近にある「咳中枢」と呼ばれる器官から指令が出されています。
咳自体は体の防衛反応なのですが、アレルギー反応やストレスなど様々な要因で咳中枢が暴走することがあります。

この咳中枢に作用させることで暴走気味な神経を鎮めて、咳発作を鎮めることができます。

急でしつこい咳発作の時に、咳中枢に働きかけるのは以下の成分が配合されている咳止め薬です。

  • ジヒドロコデインリン酸塩
  • リン酸コデイン
  • デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
  • ノスカピン
  • ジメモルファン

上から順に咳止め効果が強くなっています。

ジヒドロコデインリン酸塩、リン酸コデインを含む薬は鎮咳作用が強く即効性もあります。
ただし、気をつけなければいけない副作用に便秘、眠気があります。

また、依存性があるため、「麻薬性鎮咳成分」と呼ばれています。
また赤ちゃんがいるお母さんは母乳に成分が移行するため、授乳中は服用してはいけません。

車の運転をする場合や仕事の会議がある場合は服用しないようにしてください。
また、依存性も高いので1週間以上の使用は控えてくださいね。

リン酸コデイン、ジヒドロコデインの副作用についてくわしいないようはこちらから

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デキストロメトルファン、ノスカピン、ジメモルファンには副作用はほとんどありません。
会議がある人など眠くなると困る人は、この成分が入っているお薬を選んでくださいね。

ゴホッ、ゴホッという痰が絡んだ咳に効く成分は?

ゴホッ、ゴホッという痰が絡んだ湿った咳には去痰(きょたん)作用がある咳止めがオススメです。

去痰作用とは、痰の切れを助ける作用のことです。
咳には「痰を出すことで気道粘膜に張り付いているウィルスや雑菌を排除する」という役割があるため、痰がなかなか切れない場合にも、咳中枢は異常興奮を起こします。

痰が絡む咳の場合、これが咳発作の直接的な原因となるので、咳止め薬には必ずと言って良いほど去痰成分が配合されています。

効果の高い代表的な去痰成分としては、以下のようなものが挙げられます。

  • カルボシステイン
  • ブロムヘキシン
  • グアヤコールスルホン酸
  • リゾチーム塩酸塩

リゾチーム塩酸塩は鶏卵の白身から作られる成分なので卵アレルギーの人は注意が必要です。

痰がからんでいると気道が狭くなっているため、気道を拡げる成分の入った薬を選びましょう。
気管支を広げることによって、気管支喘息や気管支炎、風邪による咳を軽減することが出来ます。

気道を拡げる成分には、以下のようなものが挙げられます。

  • テオフィリン
  • dl-メチルエフェドリン塩酸塩

交感神経の興奮により血圧の上昇や心拍数の増加、血糖値の上昇などがあるため、高血圧や糖尿病、心臓疾患などの持病がある方は注意が必要です。

咳止めを選ぶとき、シロップ剤と錠剤やカプセル剤どれを選べばいいの?

咳止め薬にはシロップ剤錠剤カプセル剤がありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。

シロップ剤の場合
4時間おきに1日6回まで服用できる製品がほとんどで即効性が高いのが特徴です。

錠剤やカプセルの場合
1日3回までの服用しかできませんが、持続時間が長くなっています

日中だけでなく夜間も咳が出ていて、辛い咳をすぐに止めたい場合は服用回数の多く即効性の高いシロップ剤が適しています。

一方、錠剤やカプセルは携帯に便利ですし、1日2回服用の持続性の製品などもあります。
仕事中など何度も飲むことが物理的に難しい人は良いですよね。

もちろん症状に効果がなければ意味がありません。
咳のタイプに応じて適した製品を選ぶことがまずは大切です。

お薬の効果以外にも、生活スタイルや飲みやすさなど、飲む人のニーズによってもいろいろな選択肢があるので、自分の場合はどうだろうか、と考えて選んでみてくださいね。

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咳の症状別オススメ市販薬は?

前章では、咳のタイプによってオススメの薬の成分をご紹介させていただきました。
成分と実際につかってみた声に合わせて症状別にオススメの市販薬をご紹介します。

もし、喉からくる風邪にかかりやすい場合は常備薬としてお家に保管しておくと便利ですよ。

コホッ、コホッという乾いた咳に効くオススメの市販薬は?

エスエスブロン錠


【第(2)類医薬品】
エスエスブロン錠 84錠 gs20
咳中枢に働きかけるといわれている「ジヒドロコデインリン酸塩」が、市販薬のなかでも多く含まれているのが特徴です。
また、気管支拡張作用のある「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」を含むため、むせこむような咳が続き息苦しい場合はぴったりの商品となっています。

液体だと新ブロン液エースと名前が変わります。


【第(2)類医薬品】
新ブロン液エース 120ml

せきやたんによく効く爽やかな服用感のメントール配合シロップ剤なので、喉がイガイガしているときにもすっきりするのでオススメですよ。

ジヒドロコデインリン酸塩が多く配合されているため8歳以上からしか服用できません

アネトン咳止めZ


【指定第2類医薬品】
アネトンせき止めZ錠 48錠

咳中枢にダイレクトにアプローチする「リン酸コデイン」のほか、気管支を拡張してくれる「dl-メチルエフェドリン塩酸塩」、去痰成分の「リゾチーム塩酸塩」をバランスよく配合しています。

液体タイプと錠剤の2種類販売されています。


【指定第2類医薬品】
アネトンせき止め液 100mL

シロップ液は爽やかなレモンティー風味で3ヶ月以上のお子さんから服用できるので小さなお子さんがいるお母さんにもオススメです。

咳症状全般に効くオールマイティな市販薬で、ブロンに比べ去痰作用が強いのが特徴です。

ベンザブロックせき止め液


【第(2)類医薬品】
ベンザブロックせき止め液
1回量飲みきりタイプ(10ml×6本入)

せき中枢に作用する「ジヒドロコデインリン酸塩」、「グアイフェネシン」などの鎮咳去たん成分に加えて、痛み・ハレを抑える「トラネキサム酸」を配合。
のどの痛みを伴うせき・たんによく効きます

1回量をのみ切り包装としているため、忙しいときでも場所を選ばず服用できるのが嬉しいですよね。

コンタック咳止めST


【第2類医薬品】
コンタックせき止めST【12CP】

デキストロメトルファン」を主成分としているため副作用が少なく、お仕事中でも安心して飲めるのがコンタック咳止めSTです。
また、2重のカプセル形状になっているので持続時間が長く、1回1カプセルの服用で約12時間効果があります。

眠くなりにくい上、持続時間が長いので、眠くなると困る場合やなかなか薬が飲めない日にオススメのお薬です。

新パブロンせき止め液


【第(2)類医薬品】
新パブロンせき止め液 120ml

コーヒー風味の服用しやすいシロップ剤で、大人(15才以上)専用のせき止め薬です。

ジメモルファン」を主成分とするため、眠気を引き起こすような副作用がほとんどないのが特徴。
車の運転をするときでも安心して飲めますよ。

基本的には咳止めの効果が高い順に並べてあります。
ですが、効果が高くなれば副作用も強くなります。

自分の体調やスケジュールに合わせて、薬剤師や登録販売者と相談して選んでくださいね。

ゴホッ、ゴホッという痰が絡んだ咳にきくオススメの市販薬は?

ストナ去たんカプセル


【第2類医薬品】
ストナ去たんカプセル 36カプセル

市販薬で初めて2つの基準外の去たん成分(L-カルボシステイン・ブロムヘキシン塩酸塩)を配合した去たん薬です。
まさに痰がからんだ咳を止めたいときにオススメのお薬

カプセル錠は大きいものが多いのですが、このストナ去たんカプセルは小ぶりで飲みやすいのも特徴の1つ。
8歳以上から飲むことができ、中味は吸収されやすいように液状につくられています

新エススブロン錠エース


【第(2)類医薬品】
新エスエスブロン錠エース 60錠
せきをしずめる「ジヒドロコデイン」、のどにからんだたんの排出を促す「カルボシステイン」、息苦しさをやわらげる「エフェドリン」の働きで、痰を伴うせきを止める効果があります。

クロルフェニラミンマレイン酸塩」を含むため、ハウスダストやひのき花粉などアレルギー性の咳にも効果があります。
ただし、眠くなる副作用があるため、会議や車の運転など眠くなると困る場合は飲まないようにしてください。

咳といっても症状や薬は様々。長引く場合は呼吸器内科へ

咳は体力も使うし長引くとしんどいですよね。

ドラックストアなどで手にはいるお薬はあくまで対処療法なので、2週間以上咳が続く場合は、早めに病院で受診されてください。
もしかしたら、大きな病気のサインかもしれませんよ。

呼吸器内科が1番ですが、近くにない場合は内科でも大丈夫です。

早くよくなるといいですね。

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