熱中症対策の塩飴 は1日何個まで? 食べすぎると病気になるって本当?登録販売者が解説します。

近年、熱中症や脱水症状によって救急搬送されるニュースが多く聞かれるようになりました。

熱中症対策にも最近よく目にする塩飴はコンビニやドラッグストアでこの時期になるとよく見かけますね。

そんな塩飴についてお薬の専門家、登録販売者の私が詳しく解説していきます。

スポンサーリンク

塩飴は1日何個まで食べられる?

一概に1日に何個までOKとは一概には言えませんが、ある商品の摂取目安量として、『1日3粒を目安にお召し上がりください』との記載がありました。

『1日の摂取量を守ってください。摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。』との注意書きも記載されていました。

ちなみにこちらの商品は、3粒で食塩0.42㌘、糖分9.8㌘です。

もともと日本人は塩分摂取量が多く、塩分補給が必要なほどの状況にいる人は、一般人では少ない…のが現状です。

まず、1日に必要な食塩量は

  • 18歳以上の男性で 8.0㌘/日未満
  • 18歳以上の女性で7.0㌘/日未満
  • 高血圧の方は6.0㌘/日未満

と定められています。

1日の食塩平均摂取量は、10㌘/日以上ですので、食塩の積極的な摂取は必要ないことがお解りですね。

ただ、発汗量には個人差があり、その日の天気、気温、湿度などの条件により、発汗量が異なります。

塩飴が必要な時ってどんな時?

塩飴には、汗で失われる塩分と水分の吸収を助け、エネルギー源となる糖分の両方が含まれています。

  • 熱中症になりたくない!
  • 脱水が怖い!

そんなとき手軽にエネルギー補給できますよ。

汗をかいたあと身体がベタベタしているのは塩分が出た証拠。

高温多湿の屋内外で30分を超える長時間の労働やスポーツなどにより、大量に汗をかいた時は塩飴がおすすめです。

塩飴を食べる時は、塩分だけ摂取すると逆に細胞から水分が出ていってしまうのと、糖分には水分を吸収する役割がありますので、必ずコップ半分~1杯程度の水分も一緒に摂取してくださいね。

このときスポーツドリンクのような電解質や糖分を含む飲み物と一緒に食べると一気に血圧が上がってしまうので必ずお水と一緒に食べるようにしてください。

スポンサーリンク

塩飴は食べすぎると病気になるって本当??

塩飴ついつい食べすぎてしまうんだけど、塩飴は食べすぎると病気になるって本当?と聞かれたことがあります。

塩飴には塩分と糖分が豊富に含まれています。

塩分はとりすぎると、体内の塩分濃度が過剰になり、それを排出させるために、腎臓の糸球体に過剰な負担をかけます。

また、高血圧、むくみの原因となり、腎機能の低下を早める原因となります。

糖分のとりすぎは、肥満につながります。

肥満がもたらす病気はたくさんあり、コレステロールや中性脂肪が高くなることで血管にプラークを作る、そこから心筋梗塞・脳梗塞へと繋がったりと、摂りすぎは身体によくありません。

塩飴を食べるにあたり、高血圧、糖尿病、腎臓に病気をお持ちの方は、病気の悪化の原因になる事もありますので、かかりつけ医の先生に相談されて下さい。

塩飴の食べ方のススメ

塩飴はスポーツドリンクの代わりに食べるイメージを持つとわかりやすいですよ。

スポーツドリンクが苦手で飲めない、職場で禁止されている、そんなときに塩飴はおすすめです。

もし塩飴を舐めて味を感じないなどいつもと違う違和感があった場合、熱中症にかかっている可能性があります。

少しでもおかしいと思ったら涼しいところで休憩するようにしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする