妊娠初期に比べて案外知られていないトラブルが意外とあるのが妊娠後期。
頻尿、不眠、息苦しさ、腰痛、むくみなどなど、マイナートラブルが続出します。
そんな苦しい妊娠後期に役立った便利グッズをご紹介します。
とにかく苦しい妊娠後期 お悩みベスト10
お腹が大きくなって、THE 妊婦体型になるのが妊娠後期。
子宮が胃を圧迫するぶん量が入らなくてお腹が空いてても食べられなかったり、逆流してきて気持ち悪くなる後期つわりや、赤ちゃんも大きくなるぶん重くなるため腰痛に悩まされたり etc.と文字通り「苦しい」んです。本当に。
血液量が増える関係で疲れやすく、また息苦しさや足のむくみが出て動くのもしんどい時もあります。
大きくなったお腹がつっかえて家事はもちろん、自分のお風呂ですら大変、足の爪も満足に切れないし、階段はお腹で見えない!!なんて人も。
とにかく大きくなったお腹や我が子に愛しさを感じつつもツライのが妊娠後期です。
口コミや先輩ママ、私の体験をもとに、妊娠後期に辛かったことや困ったことベスト10を乗り越えるために良かった便利グッズと共にをご紹介します。
その1:眠れない、不眠症
お腹が重くて寝苦しい、または眠れなくなるひとも多くなるこの時期。
かくいう私もうつ伏せはもちろん、仰向けも出来なかったためいつも寝るのは横向きです。
今までも横向きで寝ていたなら問題ないかもしれませんが、仰向けやうつ伏せ寝で慣れていた人はちょっとしんどいですよね。
そんな時は抱き枕がおすすめです。
ニトリや無印で売っている通常タイプの真っ直ぐの抱き枕タイプもありますが、どちらも使ってみた結果、マタニティ用の抱き枕が断然楽チンでした。
三日月型の形が大きくなったお腹にフィットするだけでなく、先っぽに頭を乗せられる構造など正にぴったり!
産後は授乳クッションや子供のクッションとして使えるものも多いので、マタニティ用のものを用意した方がいいと思います。
また地味に役に立ってくれるのが、無印やニトリで人気の人をダメにするビーズクッション。
今まではなんともなかったのに、34週を過ぎたころから特に夜、食べたものがなかなか消化されないのか寝るまで苦しくて横になっていると逆流してくる感覚がありました。
そんな時に普通の枕では低いし、かといってソファに横になるには硬いしで困っていたのですが、枕自体をビーズクッションに変えたことで体に負担なくナナメに寝られるように。
今まで、寝苦しくて朝まで何度か目が覚めていたのですが、私の場合、抱き枕とビーズクッションの2つ使いをしてからぐっすり眠れるようになりましたよ♪
また、マタニティパジャマを購入するのもおすすめです。
パジャマだしいいか!とマタニティ用を買わずにズボンを下ろして使っていたのですが、入院用に前開きのマタニティパジャマを買ったら楽さにびっくりしました。
お腹周りは苦しくないし、肌触りも柔らかいものが多いしで、1番感動したマタニティウエアかもしれません。笑
妊娠中の服はある程度ワンピースなどで代用は効くので買わない人もいますが、マタニティパジャマは本当に買った方が楽です!
その2:食べられない
妊娠初期のつわりのように匂いや味がダメというよりは、子宮が胃を圧迫して量が食べられない、ホルモンバランスの関係で気持ち悪さが続くのが特徴の後期つわり。(個人差はあります)
体重管理はしっかりしないといけないのに食べれないし、もうすぐ出産だから体力はつけておきたいのに…!!とモヤモヤしがちですよね。
ご飯を作ったときに食べれるものを少量ずつ、食べる分だけ小分け保存しておくと便利でした。
私の場合、おにぎりなら無理なく食べられたので炊いて残ったお米を一口サイズににぎってラップで包んで置いておいたり、プチトマトやみかん、イチゴなど包丁を使わないで食べたい時につまめるものを常備していました。
友達に教えてもらったおにぎり型の保存容器が思ったよりも使いやすく、余ったご飯をこのまま詰めて保存して旦那のお昼ご飯として持たせたり、おにぎりやお茶漬けなどで食べたりするのも楽チンでした。
その3:腰痛
前に出たお腹を支えるため重心がズレるほか、妊娠後期は関節を柔らかくするリラキシンというホルモンの関係でバランスを崩しやすいことから、腰痛や仙骨痛を感じる人もいます。
妊娠していないのであればマッサージや整体に行けますが、妊娠中はそうもいきません。
そんなときは、トコちゃんベルトなどを使って骨盤ケアをしたり、お風呂にゆっくり使って体を温めてあげるだけでも大分改善します。
産前から体のケアをしておくことで安産につながったり、産後も楽になると助産師さんから教わりました。
ちなみに私はピジョンの腰痛ベルトを使っていました。
トイレのたびに付け直さないといけないのが不便ですが、つけていると動きやすいように感じました。
腰痛に効果のあるマタニティヨガをやるなど、軽い運動もおすすめです。
その4:むくみ
妊娠後期になるとむくみで足がパンパンになったり痛くて歩けなかったりすることがあります。
私自身、妊娠前からむくみやすかったものの、臨月に近づくにつれ、だんだん酷くなっていく一方でした。
そんなときはオイルをつけながらマッサージをしたり、歩いたりして筋肉をつけるのも大事ですが、メディキュットのような着圧ソックスを持っておくと安心です。
出産後すぐもむくみやすいのでそのまま入院セットにいれておくことをおすすめします。
あまりにもむくみが酷く続く場合は妊娠中毒症や妊娠高血圧の可能性もあるので、検診のときなどで相談してくださいね!
その5:肌荒れ、乾燥
急激に大きくなってくるお腹やおっぱいに皮膚が引っ張られてできる妊娠線だけでなく、肌荒れや乾燥などもひどくなります。
妊娠後期を超えたあたりから私は手足の乾燥だけでなく、顔の乾燥も気になるし赤い吹き出物がでるようになって本当にびっくりしました。
出産後は赤ちゃんのお世話でどうせろくにケアなんて出来ないので、いまのうちに肌の基礎力をあげておくつもりでお手入れしておくといいですよ。
フェイシャルやデコルテのお手入れなら妊娠中でもOKなエステも豊富なので、気分転換に行ってみるのもおすすめです♪
その6:おトイレトラブル
おりものが増えたり、頻尿や尿もれに悩むのもこの時期。
個人差はありますが、おりものシートをこまめに変えるようにして清潔に保ち、出先ではお手洗いの場所を調べておくと便利です。
無理に我慢すると膀胱炎になる可能性もあるので、「そういうものだ」と諦めてください。
その7:便秘
妊娠中のお悩みで1、2位を争うのが便秘。
私自身もともと便秘持ちだったのが、薬を飲んでも出なくなるくらいひどい便秘に悩むことになりました。
便秘をそのままにしておくと、赤ちゃんが便秘になりやすくなるだけでなく痔の原因にもなるため、なかなか出ないときは無理せずお医者さんに相談しましょう。
その8:お買い物に行けない
お腹が重かったり後期つわりがつらくてお買い物に行けない!
そんな時は通販サイトを頼りましょう。
コープなど生協や野菜宅配など、便利な通販サイトは沢山あります。
どこも妊娠中・育児中は宅配送料無料など特典があるのでお得ですよ♪
産後も赤ちゃんがいて思ったように動けない日々が続くので、今のうちに登録して使ってみるのも大切です。
新生児グッズなど妊娠後期になるとお買い物に行かないといけないこともありますが、赤ちゃん本舗や西松屋、ベビザラスにはネット通販サイトがあるんですよ!
ベビーベッドや布団などの大物は実店舗で買うと送料が結構かかるのでネットで買っちゃうといいですよ。
その9:家事が思ったように出来ない
お腹がつっかえて家事が思ったように出来なかったり、妊娠後期はお産に向けて張りやすくなるため、少し動くとお腹が張るなど、思ったように家事が出来ないことも。
そんな時は旦那を使いましょう。
おやすみの日に掃除機をかけてもらう、お風呂に入ったあとはお湯を落として洗っておいてもらうだけでも家事の負担は結構減ります。
子どもが生まれる前に家事を仕込んでおくのにも役立ちます。
旦那さんの仕事が忙しく、なかなか頼めないなら家事代行サービスを使うのもおすすめです。
私の場合、綺麗な家で赤ちゃんを迎えたいものの、時期的にも旦那は仕事が激務で掃除なんて期待出来ないため、先に頼んでおくことにしました。笑
ファミリーサポートなど自治体によっては安価で頼めるサービスも沢山あるので、出産祝いとしてねだるのもおすすめです。
その10:旦那とのコミュニケーション不足
お腹が大きくなってくると夫婦生活がなくなったり、旦那さんもなにかあったら…と怖くてスキンシップ自体がなくなってしまうこともあります。
とはいえ、そんなの寂しいですよね。
スキンシップを無理にする必要はありませんが、赤ちゃんがいる生活の準備を一緒にしたり、ご飯を食べながら将来のことを相談する時間を設けたり、もちろん、体調の愚痴や不安なことを話すのも大事なコミュニケーションです。
妊娠後期になると子供の大きさやお腹の大きさで周りから色々と言われて不安になることもあるので、そんな時は旦那さん相談する、話を聞いてもらうのもおすすめです。
文字通り「苦しい」のが妊娠後期。だからこそ便利グッズで乗り越えて!
胎動や大きくなるお腹にもうそろそろだと実感が湧いてくるものの、文字通り苦しいのが妊娠後期です。
便利なグッズやサービスは前倒しで使ってみるのがおすすめです。
慣れない育児をしながら慣れないサービスを使うよりも、後々楽ですよ!
あと少しのマタニティライフ、楽しんでくださいね(*´꒳`*)