アレルギー性鼻炎と風邪の違いは?透明の鼻水とネバネバの鼻水、これはどっち?

鼻水が続くと、「風邪?それともアレルギー?」と迷うことがよくあります。

あるときは透明でサラサラ、たまにネバネバして黄色い……。

花粉症などアレルギー症状と風邪の場合とでは薬の選びかたや対処法が異なってくるため、どちらなのかを見極めたいところです。

そこで、透明の鼻水とネバネバの鼻水と、アレルギー性鼻炎と風邪の違いについて詳しく解説していきます。

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アレルギー性鼻炎と鼻風邪の症状 違いの特徴

鼻水やくしゃみは、アレルギー性鼻炎か風邪かでその に違いがあります。
もちろん、どちらか一方にしか現れない症状もあるんですよ。

それぞれの特徴をまとめました。

アレルギー性鼻炎(花粉症、ハウスダストアレルギーなど)の特徴

  • 鼻水はサラサラしていて、ツーっと垂れてくる
  • 鼻づまりがひどく、両方の鼻の穴が詰まることも
  • 連続して何度もくしゃみが出てとまらない
  • 朝方や就寝時に悪化することが多い
  • 目にもかゆみや痛みがある
  • のどがイガイガするような違和感を感じる
  • 発熱はない、もしくは、37.4度までの微熱
  • 花粉症の場合、特定の樹木が花粉を飛散させる時期が終わるまで続く
  • 2か月~3カ月間くらい続くことがある
  • ハウスダストやペットの毛などによって起きる場合、原因を取り除かない限り症状が続く

風邪の鼻水の特徴

  • 鼻水がネバネバしていて、粘り気がある
  • 始めは透明な鼻汁だったが、数日経つと黄色や緑色を帯びてきた
  • くしゃみは出るが、連続はしない
  • 鼻水が一日中、時間を選ばずに出る
  • せきやたんが出る
  • のどの痛みを感じる
  • 発熱している
  • 寒気がする
  • 関節痛や筋肉痛がある
  • 目のかゆみはない
  • 適切な薬を飲めば1週間くらいで症状が治まる

鼻水やくしゃみの原因がアレルギーなのか風邪かで対処方法は異なります。
しっかり見極めたうえで、ケアの方法を考えることが大切です。

ちなみにどちらかわからないときは、自分で判断するのではなく、花粉症も風邪も治療できる耳鼻咽喉科を受診するのがおすすめです。

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アレルギー性鼻炎と風邪の原因って?

同じ鼻水なのに、アレルギー性鼻炎と風邪の鼻水は原因が異なります。
まずはそれぞれ詳しく解説していきます。

アレルギー性鼻炎ってなんで起こるの?

アレルギー性鼻炎とは、体内に侵入した花粉やホコリやダニなど異物を体が「アレルゲン」だと認識すると、体外に排除するために鼻水、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギー反応を起こすことで起こります。

アレルギー性鼻炎の原因となるアレルゲン(アレルギー反応を起こす原因物質)は、ハウスダストやダニ、花粉などのことが多く、一年中しばしば起きるダニやハウスダストが原因のアレルギー性鼻炎は通年性アレルギー性鼻炎、花粉症などは決まった季節に発症するため季節性アレルギー性鼻炎と呼びます。

風邪の鼻水って?

風邪は、ウイルスや細菌に感染して鼻やのどの粘膜で炎症が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、せき、たんなどが現れます。

ウイルスと闘う免疫機能が活発になると、発熱、倦怠(けんたい)感、関節痛や筋肉痛など、全身に症状が出ます。

ウイルスによる鼻風邪の場合は、初期は水っぽいけれどだんだんと鼻の中のバイ菌(雑菌)が繁殖して黄色くなり、粘りけが出てくるのが特徴です。

風邪の場合、鼻水だけでなく発熱やのどの痛みを伴うことが多くなります。

慢性副鼻腔炎(蓄のう症)ってどんな病気?

鼻水の病気には、鼻水がにおう、頭痛、嗅覚障害、歯が痛い、鼻汁がのどに落ちる後鼻漏(こうびろう)、咳(せき)や痰(たん)が出る、集中力の欠如などの症状が表れる慢性副鼻腔炎(蓄のう症)もあります。

青っ鼻と呼ばれるドロッとした黄色や緑色の鼻汁が一週間以上続く場合、慢性副鼻腔(ふくびくう)炎、いわゆる蓄のう症の可能性が考えられます。

慢性副鼻腔炎とは、風邪などが原因で鼻の中の粘膜が腫れて副鼻腔への入り口が狭くなり、副鼻腔の中に膿(うみ)や鼻汁がたまってしまう病気です。

アレルギー性鼻炎や風邪の予防法

アレルギー性鼻炎や風邪とどちらも、アレルゲンや細菌やウイルスに負けない体づくり、抵抗力をつけることが予防するうえで重要になってきます。

鼻水は、体内に侵入した異物を白血球やリンパ球など免疫細胞の働きによって、洗い流そうとすることで起こります。

免疫細胞の働きを高めるためには、十分な睡眠をとる、栄養バランスが良い食生活を送る、適度な運動をするようにして規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。

また、鼻水も自律神経でコントロールされているので、無理をして自律神経の調子が崩れないように気をつけることも大事になってきます。

同時に、日ごろから手洗い、うがいをして、アレルゲンやウイルスなどの体内への侵入を予防することで重症化を防ぐことができます。

ちなみに、スギ花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎や通年性のアレルギー性鼻炎がある、体質的にアレルギーがある人は、風邪をひくと鼻水の症状が長く続く傾向にあります。

また、寒冷アレルギーといって冷たい空気や乾いた空気を吸うこと自体が刺激になって、さらさらの鼻水が止まらなくなることもあります。

そんなときは、ホカホカに温めた蒸しタオルの温かい水蒸気を2~3分吸うとよくなる場合が多いです。

いずれの場合も、一週間以上鼻汁が続くようであれば、かかりつけ医などで受診してくださいね。

鼻水を意識してチェックすることで、病気の原因や進行具合などが分かります。

外出先ではなかなか難しいですが、ティッシュをのぞいて鼻水タイプのセルフチェックは健康維持には大切です。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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