点鼻薬依存症に注意!点鼻スプレーの副作用や治療方法とは?

花粉症や鼻づまりがひどくなると、点鼻スプレーを使って解消されているって方も多いのではないでしょうか。

使用して5秒後には鼻がスッキリするうえ、鼻関係の薬によくある副作用の眠気もないため、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状がひどいときは特に「点鼻スプレーは手放せない!!」という人もいますよね。

ですが、実はこの点鼻スプレーには気をつけなければいけない副作用があります。

点鼻薬依存症と呼ばれる、点鼻スプレーの持つ副作用やその治療方法について詳しくご紹介します。

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点鼻薬依存症ってなに??

点鼻薬依存症とは、使ってすぐに効果が出る即効性から「鼻が詰まったら、点鼻スプレーを使わなきゃ!」と依存してしまうこと。

ですが、点鼻薬は副作用が強いため、1日の使用限度が決められています。

過剰に点鼻薬を使いすぎることで、点鼻薬でしか鼻が通らなくなり、ないと我慢できない状態になるのを点鼻薬依存症といいます。

点鼻スプレーの副作用って?

点鼻スプレーとは、抗ヒスタミン剤、ステロイド、血管収縮剤(鼻づまりを緩和する)で作られています。
注意したいのが、この血管収縮剤

鼻づまりは、ウイルスやアレルギー物質(スギ花粉など)に鼻の粘膜が反応して炎症を起こして腫れることで起こります。

この腫れを取ることで鼻づまりを解消してくれるのが、血管収縮剤(ナファゾリン、テトラヒドロゾリン、オキシメタゾリンなど)です。

鼻づまりがおきて点鼻スプレーを使う

血管収縮剤が炎症を起こした鼻粘膜の血管を収縮させる

急激に粘膜の体積を減少させる

鼻の通りを良くする

この流れで鼻炎スプレーは鼻づまりを解消しています。

一見とても活気的に見えるのですが、本来アレルギー反応で鼻が炎症を起こすのは正常の反応です。
なのに、薬で血管を抑え続けると血管は「薬に負けるか!!」と、だんだんと効果が弱くなってしまいます。

点鼻スプレーの効果が少なくなる

大量に、頻繁に点鼻スプレーを使うようになる

ますます血管が増生する

鼻粘膜が充血、膨張。薬が一切効かなくなる

という悪循環に陥ることになり、常に点鼻スプレーが手放せず、ひどい人だと鼻づまりの息苦しさから点鼻スプレーがないと眠れない人というもいます。

点鼻スプレーの使いすぎると平常時でも血管が膨らんだ状態(炎症状態)になってしまうだけでなく、普通の鼻炎よりも鼻詰まりがきついという人も。

この状態を医学的には「薬剤性肥厚性鼻炎」または、「点鼻薬性鼻炎」と呼びます。
ここまでひどくなってしまうと、点鼻スプレーがないと鼻づまりが解消できないだけでなく、常に点鼻スプレーをすることで鼻孔内が痛んだり、鼻血や鼻水に血が混ざったりします。

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点鼻薬依存症の治療方法とは?

実は点鼻薬依存症で悩んでいる人は多く、治療するために耳鼻科を受診する人も多くいます。

ただ、鼻づまりに活気的な治療方法がないように、点鼻薬依存症の治療方法はタバコやアルコールなどと同様に、ほぼ 根性論 です。

病院での治療は、血管収縮剤の入っている点鼻薬を約2週間止めるところから治療がはじまります。治療を受けている人たちの体験談によるとだいたい1週間前後から症状の改善が見られるそうです。

もちろんその間、全く点鼻スプレーが使えないわけではなく、血管収縮剤の含まれていないものかステロイド系の点鼻スプレーを使うように指示されることが多いです。

市販薬だと、ザジテンALが有名です。

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薬剤性肥厚性鼻炎が悪化している場合、外科手術が必要になる場合もあります。

鼻の粘膜を焼いて粘膜を縮めることで鼻粘膜の腫れを取って鼻づまりを改善する手術で、日帰り手術が可能の病院も多数あります。

即効性は高いけれど、乱用禁止の点鼻スプレーは使用限度を守ること!

点鼻スプレーの使用上の注意には、

  • 大人(15才以上)及び7~14才1回に1~2度ずつ、1日6回を限度として使用してください。
  • 1回使用したら、3時間以上おいてから使用してください
  • 1〜2ヶ月使用して症状に改善が見られない場合、耳鼻科を受診してください

と記載されています。

点鼻薬依存症にならないためには、使用上の注意をしっかりと守ることが大切です。

また、もし、すでに点鼻薬依存症になりつつあるのであれば、早めに耳鼻科を受診して適切な治療を受けてください。

仕事などで忙しくなかなか受診が難しい場合は、とりあえず血管収縮剤の入っていない点鼻薬に変更したり、内服薬との併用をすることで点鼻スプレーの使用回数自体を少なくすることで、症状の改善がみられます。

ナザールαARはステロイド系鼻炎薬ですが、アンテドラックのため副作用が少ないので短期使用におすすめです。
「ナザール」とついていますが、血管収縮剤は含みません。

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すでに点鼻薬性鼻炎の場合、鼻腔の炎症で薬が奥まで届かず効果が感じられない場合があるので、気になる場合は鼻づまりをしていないうちに使用してみると薬効がきちんと浸透して効果を感じられるそうですよ^^

最後までお読みいただきありがとうございました。

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