イブやバファリンロキソニンなど葛根湯と一緒に飲める鎮痛剤は?飲み合わせや副作用はある??

風邪のひき始めの症状といえば、悪寒や発熱の他に頭痛があります。
頭が痛いときは風邪薬だけでなく鎮痛剤を飲まれるかたも多いですよね。

そこで、イブやバファリン、ロキソニンなど有名な鎮痛剤と葛根湯の飲み合わせについてご紹介します。

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葛根湯と鎮痛剤って飲み合わせはどうなの?

葛根湯と鎮痛剤を一緒に飲む場合、お互いの効果や効能を邪魔しない組み合わせかどうかを考える必要があります。

葛根湯は風邪のひき始めに飲むことで体を温めて体の中に入ってしまった風邪(ふうじゃ)を外に出すお薬です。

鎮痛剤はよく「解熱鎮痛剤」と呼ばれるほど、体の熱を取る効果があるものが多く存在します。
葛根湯と鎮痛剤を飲み合わせるときは、解熱効果がないものを選ぶのがポイントです。

実は製薬会社や薬剤師に確認しても葛根湯はどの解熱鎮痛剤も飲んで問題はないとされています。

ですが、それは成分的なお話です。

葛根湯の効果や鎮痛剤の作用を無視して、成分的に副作用があるかどうかだけを見ています。

この記事では、お薬の成分の話ではなく、体への作用や効能といった東洋医学的観点で記事を書いています。

葛根湯とイブ

エスエス製薬から発売されているEVEシリーズ
イブプロフェンという成分で構成させています。

イブプロフェンは炎症を沈めて熱を冷ます効果があり、葛根湯は発汗を促進して熱を冷ます、という効果があります。同じ「解熱」でも働きが異なるのがわかりますよね。

働きの違うふたつの薬を飲み合わせると、どちらの効果も十分に得られない可能性があります。

また、炎症を鎮める=体を冷やすため、体を温めることで熱を下げる葛根湯とはあまり相性はよくありません。

葛根湯とバファリン

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バファリン
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痛み止めといえばバファリンが有名です。
バファリンAをはじめ、バファリンシリーズには、複数のお薬の成分が配合されています。

例えば、バファリンプレミアムだと、主に解熱鎮痛成分であるイブプロフェン、アセトアミノフェン、鎮痛補助成分である無水カフェインとアリルイソプロピルアセチル尿素、制酸成分である乾燥水酸化アルミニウムゲルと5種類の成分と添加物が含まれています。

葛根湯とバファリンは成分は重複しませんが、バファリンにも解熱効果がありイブ同様熱を下げる効果をもっているため、葛根湯とは効果が逆に働きます。そのため、飲み合わせとしてはあまり良くありません。

葛根湯とロキソニン

ロキソプロフェンが主成分の、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のタイプに分類されます。

体内の「痛み、炎症、発熱」などを引き起こす物質(プロスタグランジン)が作られるのを抑えることによって、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。

ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンも、体内の炎症(熱)を抑えることで鎮痛効果が得られるお薬のため、解熱効果があります。よく高熱のときに処方されるのはこのためです。

また、ロキソニンの副作用として特に胃腸障害があります。ロキソニン自体、胃腸が弱い方や消化潰瘍の方は、服用には注意が必要のため、胃薬が合わせて服用されることが多くあります。

葛根湯ももともと胃腸が弱いかたにはおすすめできない薬のため、胃腸が弱いかたはロキソニンと葛根湯の併用は避けた方が無難です。

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葛根湯と一緒に飲める鎮痛剤とは

実は有名どころの鎮痛剤は葛根湯との相性はよくありません。

そもそも、鎮痛剤自体に解熱効果があったり胃を荒らす成分が含まれるため、あまりオススメできないのが正直なところ。

ですが、風邪のひき始めに葛根湯を飲もうと思っているのだけど、でも頭痛だけでなく腰痛や歯痛など様々な理由で鎮痛剤を飲みたい場合がありますよね。

そんなとき、一緒にのめる鎮痛成分はアセトアミノフェンです。

アセトアミノフェンは、処方箋薬のカロナールや市販薬ではタイレノールラックル小児用バファリンがアセトアミノフェンのみで作られている鎮痛剤です。

処方箋薬のカロナールはドラックストアでは購入できませんが、タイレノールやラックル、小児用バファリンであれば薬剤師または登録販売者が在中しているドラックストアで購入可能です。

アセトアミノフェンにも解熱効果があるので、相性がとてもいいわけではありませんが、鎮痛剤のなかでも比較的効果が緩やかで、胃を荒らす成分が少ないため、どうしても葛根湯と一緒に飲みたいのであれば、アセトアミノフェンで構成された鎮痛剤がオススメですよ。

ちなみに、葛根湯とアセトアミノフェンが入っているお薬にはプレコールエース顆粒やコフト顆粒があります。
痰切りや鼻水に効果のある成分も入っているので風邪のひき始め〜症状が出はじめた頃に効果のあるお薬です。

1歳以上から飲むことができるため、常備薬としてもおすすめです。

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葛根湯エキスにアセトアミノフェンを配合
かぜに伴う発熱、悪寒、頭痛、関節の痛み等の諸症状をやわらげます。

ぞくぞくっとして寒気、頭痛が強いときにおすすめです。

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葛根湯エキスに頭痛に効くアセトアミノフェン、鼻水に効くクロルフェニラミンマレイン酸塩、咳に効果のあるジヒドロコデインリン酸塩と痰を排出しやすくするグアイフェネシン配合。

葛根湯に総合感冒薬を配合し、ビタミンもプラスすることで体の中から元気にしてくれる処方です。

葛根湯と鎮痛薬の飲み合わせはアセトアミノフェンがおすすめ

葛根湯とイブやバファリン、ロキソニンなど飲み合わせても問題はないといわれていますがそれは副作用がでないというだけです。

東洋医学の観点からいくと体の熱を冷ます鎮痛剤と葛根湯の飲み合わせは葛根湯本来の効果を減らしてしまうため相性はよくありません。

どうしても併用するのであれば葛根湯や鎮痛剤の特徴をよく理解しながら、飲み合わせには注意してくださいね。

 葛根湯の飲み合わせ鎮痛剤や風邪薬、漢方薬についてはこちらから

葛根湯の飲み合わせ鎮痛剤や風邪薬、漢方薬について
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コメント

  1. NK より:

    大変勉強になります。
    葛根湯との飲み合わせについてですが、ロキソニンが大丈夫でイブが合わない理由を教えてください。同じNSAIDsで作用機序に違いはないように思うのですが…。

    • non-life より:

      NKさんこんにちは
      コメントありがとうございます。

      わかりにくい説明ですみません。
      記事を訂正しましたので、ご確認ください。