橋本病だと妊娠し辛いって本当?甲状腺の専門医に聞いてみた

25歳の時に橋本病が判明してから、毎日足りないホルモンを補うためにチラジーンという薬を飲んでいます。
橋本病とは、甲状腺機能が低下してしまう病気で妊娠しない、または妊娠しづらいとの声もあります。

女性なら、将来的に自分の子供を産みたいと考えているかたも多いですよね。

そこで実際に、橋本病だと妊娠し辛いのかどうか、甲状腺の専門医の先生に詳しく聞いてみました。

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橋本病だけど、自然妊娠しました。

実のところ、私自身、橋本病を患ってから1年半経ちますが、この度妊娠しました。

特別に不妊治療などした訳でもありません。

橋本病だと確かに妊娠しづらい傾向はあるのですが、実は数値が安定しているかどうかが鍵になるそうです。

甲状腺の働きとは

甲状腺ホルモンは、卵巣の機能に大きく影響し、胎児の成長にも欠かせないホルモンです。

橋本病をはじめとする「甲状腺機能低下症」で、甲状腺ホルモンが少なくなると、無排卵になって、妊娠しにくくなることがあります。

実際、私も橋本病が判明したきっかけは、生理不順で訪れた婦人科の血液検査からでした。

なんらかのきっかけで、甲状腺ホルモンが不足に気づいて治療できたらいいのですが、そのまま気づかずホルモンが不足した状態のまま、治療をしないでいると、月経の量が多くなったり、月経周期が長くなったり、月経の期間が長引いたりするなど、月経に異常が現れることがあります。

しかし、この場合も、適切な治療を受け、血液中の甲状腺ホルモンの値を正常に維持することで、症状が改善される可能性が高いです。

ちなみに、橋本病の治療をきちんと行っているのに、月経にトラブルや妊娠しづらい場合は、甲状腺機能とは違うところに、なんらかの原因があることが考えられるので、別の治療が必要になります。

橋本病でも妊娠した場合、なにに気をつけるべき?

甲状腺ホルモンは、新陳代謝に欠かせないホルモンです。
つまり、母体を元気にするだけでなく、胎児の発育にも必要なホルモンです。

甲状腺ホルモンが不足したままでいると、胎児の体や脳の成長に悪影響を与える可能性がありますし、早産や流産に繋がる可能性もあります。
また、妊婦さんが妊娠高血圧症候群になるリスクも高くなります。

このようなリスクを防ぐためにも、妊娠中は甲状腺ホルモンの分泌量をしっかりコントロールする必要があるので、月に1、2回病院で血液検査をして、しっかりコントロールする必要があります。

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橋本病だと奇形児や知的障害の子供が生まれるって本当?

橋本病だと、奇形児や知的障がいの子供が生まれやすく、妊娠し辛いといままで言われてきました。

ですが、それは間違いです。

確かに、甲状腺ホルモンが不足したまま放置をすれば、赤ちゃんに必要な成長ホルモンが足りず、そのような可能性はあります。

ですが、きちんと治療を行い、チラジーンを呑むなどして、足りないホルモンを補ってあげれば問題はないそうです。

不安に考えすぎてもストレスになるので、気になるときは信頼できる先生に納得するまで質問されたらいいと思いますよ。

橋本病でも妊娠するかどうかは数値が安定しているかどうか

橋本病を患っていたのもあり、今回の妊娠は正直予想外でした。橋本病でお世話になっている先生に報告したところ、一緒になって喜んでもらえました。

確かに橋本病を患っていると、数値が安定していない場合は特に妊娠し辛く、先生の受け持ちの患者さんのなかにも不妊治療を受けているかたが多くいるそうです。

橋本病は難病指定されていて、治る病気ではないので、うまく付き合っていくしかありません。

ですが、きちんと治療をして、毎日適切な量のチラージンを服用することで甲状腺ホルモンの数値は安定させることができます。

また、数値が安定していれば、充分に妊娠は可能ですよ!

疲れやすいし、むくみやすいし、太りやすいし…となにかと女性にはしんどい病気ではありますが、必ず安定します。

私は数値が安定するまで、半年かかりました。

気長に病気と付き合っていくしかない橋本病のため、どうしても血液検査の結果だけしか見てくれない先生も多くいます。

私もずっと大学病院で見ていただいていた頃は、無駄に待たされて血液検査して薬を出されてお終いで、どんなに疲れが取れない、めまいがするなど症状を伝えても取り合ってもらえなかったので、病院を変え、いまの先生に出会うことができだいぶ症状も安定しました。

なんでも相談できる信頼できる先生に出会えると気持ちもだいぶ違いますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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