インフルエンザの初期症状の特徴は?風邪との違いや飲める市販薬について

インフルエンザが流行りだすと、ちょっとした風邪だとしても「インフルエンザか?!」と疑いたくなりますよね。

インフルエンザと風邪は、なかなか見分けがつきにくいのですが、違いや特徴があります。

また、風邪と思って適当に市販薬を飲むと症状をかえって重くしてしまうこともあるので注意が必要です。

今回はインフルエンザの初期症状の特徴や風邪との違い、インフルエンザの可能性があったときにおすすめの薬についてご紹介します。

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インフルエンザの初期症状の特徴とは

インフルエンザの初期症状には、以下のものが挙げられます。

38度以上の高熱、全身の節々の痛みや筋肉痛、倦怠感、全身の強い悪寒や寒気、頭痛、吐き気、下痢、呼吸困難、咳・痰・くしゃみ

など、様々です。

これだけみると、ちょっとひどい風邪にかかった場合よくわからないですよね。

風邪とインフルエンザの症状の違いについて見ていきましょう。

インフルエンザと風邪との違いは?

  • その1:急な発熱

風邪の場合、風邪を引いたかな?と感じたあと、ゆっくりと発病するのに比べ、インフルエンザは前触れなく急激に発症します。
38℃〜40℃の高熱が出るのも特徴の1つです。

  • その2:強い悪寒や関節痛

インフルエンザにかかると急な発病に伴い、いきなり強い悪寒に襲われます。
また、高熱の影響で節々の関節痛や筋肉痛がおこることも。

通常の風邪の場合、そこまで関節痛や悪寒が起こることは少ないため、見分けるポイントにもなります。
もし風邪だとしても、強い関節痛や筋肉痛が起こるような風邪は高熱が出る可能性があるため、早めに病院への受診がおすすめです。

  • その3:呼吸器疾患は少ない

通常風邪というと、鼻水や咳など呼吸器系の症状がでますよね。
ですが、インフルエンザの場合、鼻水や咳はある程度落ち着いてから症状が出るという特徴があります。

ただし、まれに同時に症状が起こることもあるので注意が必要です。

上の3つの症状が当てはまり、周囲でインフルエンザが流行っていたり、かかっている人がいる、頭痛や食欲不振、全身倦怠感、疲労感などがあるのであれば、インフルエンザにかかっている可能性があります。

インフルエンザは感染力が強く一気に流行するため、少しでも気になる症状があれば、早めに病院へ行ってくださいね!

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インフルエンザかもしれないけど病院にすぐ行けない!
そんなときでも飲める市販薬とは?

実は、インフルエンザの場合、安易に市販薬を飲んでしまうと薬の種類によってインフルエンザ脳症やライ症候群、肝臓の機能異常を引き起こすことがあります。

インフルエンザウイルスに効果があるのは、処方箋薬の抗インフルエンザ薬のみです。

あくまで対処療法なのですが、インフルエンザかもしれないときでも飲める市販薬についてご紹介します。

タイレノール


【第2類医薬品】武田CH タイレノールA 20錠

急な頭痛や高熱でインフルエンザかもしれないときでも飲める鎮痛剤の成分はアセトアミノフェンのみです。
タイレノールのほかには、ラックル溶解錠、小児用バファリンなどがあります。

インフルエンザかもしれないときはNGな鎮痛剤
  • バファリンAに含まれるアスピリンやACE処方に含まれるエテンサミドなどサリチル酸系解熱鎮痛薬
  • 座薬やボルタレンに含まれるジクロフェナクナトリウムを含む解熱剤
  • 歯医者さんでよく使われているメフェナム酸を使った解熱剤

この3種類の解熱鎮痛剤は、インフルエンザ合併症を引き起こす原因になる可能性があります。

総合感冒薬にもよく使われている成分のため、インフルエンザの疑いがある場合は注意して成分を確認してくださいね。

麻黄湯


【第2類医薬品】ツムラ漢方内服液麻黄湯 30mL×3

麻黄湯は、麻黄、桂枝(けいし)、杏仁(きょうにん)、甘草(かんぞう)の4つの生薬で構成されています。

身体を温め発汗を促す作用のある麻黄と桂枝が、利尿作用とあわせて熱を早く下げてくれます。また、麻黄には気管支拡張成分エフェドリンが含まれるため、呼吸を楽にしたり、節々の痛みを緩和する効果もあります。

杏仁は咳や痰を、甘草は発汗過多を抑制します。ちなみに、これらの成分はインフルエンザだけではなく、ひきはじめの高熱を伴う全ての風邪によく効きます。

最近の研究によると、麻黄湯には汗を出して熱を下げる効果と体の防御機能を高めることで、インフルエンザウイルスに抵抗する効果があることがわかってきました。

抵抗力の弱い子供は、タミフルなどの抗インフルエンザ薬や、解熱剤の副作用など、気をつけなければならない点が多いのにくらべ、麻黄湯にはそうした心配はほとんどないことから、子供のインフルエンザに麻黄湯を処方する病院も増えています。

国内の小児インフルエンザ患者を対象に行われた麻黄湯の効果についての研究
  • A型インフルエンザ

抗インフルエンザ薬のタミフルと同程度の効果が期待できる。

  • B型インフルエンザ

解熱にかかる時間・全身症状が消えるまでの時間で、タミフルを上回る。

また、成人への調査においてはタミフルよりも高い解熱効果が得られるという研究結果が出ています。

銀翹散


【第2類医薬品】クラシエ薬品 カンポウ専科 銀翹散エキス顆粒A(ギンギョウサン) 9包

銀翹散は金銀花(きんぎんか)、連翹(れんぎょう)、桔梗(ききょう)、甘草(かんぞう)、薄荷(はっか)、淡豆鼓(たんずし)、牛蒡子(ごぼうし)、淡竹葉(たんちくよう)、荊芥(けいがい)、羚羊角(れんようかく)の10種類の生薬で構成されています。

体が熱くなって、口の渇きを伴うのどの痛みや頭痛、せきが出るなどの症状がみられる熱が主症状の場合の風熱感冒証に効果のある漢方薬です。ちなみに、中国では、インフルエンザの治療薬として、主に銀翹散が使われているそうです。

鳥インフルエンザやSARS(新型肺炎)、新型インフルエンザの流行で銀翹散への注目が高まっている漢方薬で、2009年の日本化学療法学会や日本東洋医学会、和漢医薬学術大会などでも、「銀翹散」の抗炎症作用、抗ウイルス作用、インフルエンザウイルス感染症における解熱作用などについての研究発表が行われています。

銀翹散は発熱後2、3日のひき始めに使用するのがポイントなので、すこしでも熱っぽかったりインフルエンザが疑わしい場合は早めの服用がおすすめです。

早め早めの対処が大事のインフルエンザ。無理は禁物ですよ!

インフルエンザは発症してから48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用すると、効果が高いと言われています。
仕事がどうしても忙しかったり外せない予定があるとなかなか病院に行く時間を作るのも難しいかもしれませんが、早め早めの受診が大切です。

インフルエンザかもしれないときは会社に相談してみましょう。
「大丈夫」とタカをくくっていると大流行させてしまう危険があります。

自分のためにも周りのためにも無理をしないでしっかり休んで治してくださいね。

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