O157を予防するために家庭で気をつける5つのポイント消毒方法やすべき場所とは

大腸菌の一種であるO-157。大腸菌は健康な人の体にも存在します。
ほとんどものは無害なのですが、このうちいくつかのものは、下痢など症状を起こすことがあり、それらを病原性大腸菌と呼呼びます。

O-157をはじめとする食中毒は、飲食店等での食事が原因と思われがちですが、実は家庭での食事でも発生しているため十分注意が必要です。

今回は家庭でできるO-157を含めた食中毒を予防する消毒方法や、特に念入りに消毒するべき場所についてご紹介します。

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O-157を予防するためにまず家庭で気をつける5つのポイント

O-157は、汚染された食品や水(井戸水)による経口感染で広がります。

O-157に感染しないように、家庭でできることは、

  1. こまめに手を洗い、清潔にする。爪は短く切る。
  2. 生野菜などはよく洗い、食肉は中心部まで十分加熱(70℃以上の温度で1分以上加熱)してから食べる
  3. 台所周辺や台所用品はいつも清潔にする
  4. お肉など生鮮食品に一度使用した包丁など調理器具をもう一度使用するときにはよく洗う
  5. 生のお肉やお魚を触ったおはしで他のものを触らない

と、この5つをまず気をつけることが重要です。

O-157は牛などの家畜が保菌している場合があり、汚染された食肉からの二次汚染によりあらゆる食品が原因となる可能性があります。

実はこれまでに井戸水、牛レバー、焼肉、ユッケ、サラダ、和え物、浅漬けなどで集団感染が確認されています。

O-157に発症した患者のいる家庭は、二次感染を防ぐ為にも糞便に汚染された衣類やトイレ、お風呂など普段の生活も十分注意しましょう。

薬剤や熱には弱いため、塩素系やアルコール系、熱湯(75℃で1分以上)で家庭でも十分に消毒することができます。

実際に家庭でできるO-157を含めた食中毒を予防する消毒方法についてそれではご紹介します。

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O-157を含めた食中毒を予防するために家庭でやるべき6つの消毒方法

O-157には、

  • 熱消毒
  • アルコール消毒
  • 塩素系漂白剤

での消毒が有効です。

O-157に感染する可能性があるものはタイプに分けて消毒しましょう。

具体的に家庭でできるO-157を含めた食中毒を予防する消毒方法についてご紹介します。

その1:徹底した手洗い

O-157をはじめとする病原性大腸菌はくしゃみや咳などによる飛沫感染ではなく、汚染された食べ物やものを触った手でものを食べたり飲んだりすることによる経口感染で感染します。

手についた菌を口の中に入れるのを防ぐには、手洗いがもっとも簡単で重要な予防方法です。
食事をする時、調理をする時、トイレの後は石鹸を使い十分な流水で手を洗いましょう。

特に、O-157は糞便に潜んでいるので

  • 公衆トイレ
  • 動物ふれあいなどで牛など動物を触った後
  • 牛舎などの近くの水路
  • 不特定多数が訪れる場所(テーマパーク、デパート、スーパー、飲食店など)

です。

上記のような場所に行ったり、動物や不特定多数の人が触るものに触ったあとはしっかり石鹸で手を洗うことを心がけてください。

特に食べる前にはしっかり手を洗うこと!

細菌はアルコールなど薬剤には弱いため、アウトドアなどなかなか手が洗えない場所などに行く場合は手ピカジェルなど携帯用のアルコールジェルも上手に使ってくださいね。


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その2:お肉を調理するときは調理器具は別にする

牛の大腸にいるO-157は、なんらかの過程でお肉や生鮮食品を汚染している場合があります。

お肉やお魚を調理するときは、サラダなど生で食べるものを調理する調理器具と分けて使用してください。

2つもまな板や包丁がない!という場合は、使ったあとにきちんと洗剤で洗いましょう。
熱に弱い性質をもつため、熱湯消毒も有効です。

加熱する食品は中まで十分火を通しましょう。75℃以上で1分以上加熱すると安全です。

その3:生野菜はしっかり洗う

生のお肉から感染するイメージがあるO-157ですが、実は2017年世間を騒がせたポテトサラダだけでなく、サラダや浅漬けからも感染が報告されています。

「生野菜だから…」と安心せず、しっかり野菜も洗いましょう。
そして新鮮なものを選ぶこと、清潔なお店で選ぶことも重要です。

流水で洗うだけでなく、気になる場合、野菜用の洗剤で洗うこともできます。

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無農薬のお野菜は高いけど、洗うだけなら簡単にできますもんね。
衛生面だけでなく健康面も気をつけたい人におすすめです。

その5:使用した調理器具は消毒する

食器・台所用品は十分に洗い乾燥させてください。

熱や薬剤に弱いため、消毒する場合は、熱湯消毒や、塩素系漂白剤の300~500倍に薄めたもの、逆性石鹸の200~300倍に薄めたものを用います。

お肉やお魚など、生鮮食品を触った調理器具はブリーチなど塩素系漂白剤での消毒がオススメです。
ふきんや台拭きは、煮沸消毒をすると安全ですよ。

テーブルなど、塩素系消毒液が使えない場所ではアルコール消毒も有効です。

逆性石鹸とは?
逆性石鹸とは、陽イオン界面活性剤のこと。
石鹸という名が付いていますが洗浄力はほとんどありません。
タンパク質やセルロースを変質させて細胞の構造を破壊し殺す性質があり、洗浄目的ではなく殺菌目的で使われます。

細菌に対して有効で、インフルエンザやロタウィルス対策には使えません。

食器などの除菌に使う場合、洗った食器をラベルに書いてある濃度に薄めたオスバン液に5分程度浸し、洗い流すだけで消毒できます。

殺菌のほかにもカビ取りや予防、洗濯物の匂い取りにも使えるので梅雨の時期の気になる臭い対策にもおすすめです。

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その6:外食では生ものよりも加熱されたものを選ぶ

神経質になるとなにも食べれなくなりそうですが、自分で調理をしていない外食では生ものよりも加熱調理されたものを選んだほうがベターです。

O-157は熱に弱い性質をもつため、しっかり調理されていれば安心ですよね。

実は、以前生焼けだったハンバークからの感染も報告されています。

しっかり調理されているものを選ぶこと、どんなに美味しくても不衛生なお店は避けた方がいいでしょう。

家庭でできる消毒方法やすべき場所の7つのポイント

  1. 公共施設(特に不特定多数が使う公共トイレ)に出かけたら、食事の前や調理の前はしっかり手を洗う
  2. お手洗いの後は手洗い後にアルコール消毒
  3. トイレにスマホは持ち込まない
  4. 食品は徹底的に洗う
  5. 調理器具はお肉やお魚用とサラダなど生で食べるもの用と分ける
  6. 使った調理器具やお皿は熱湯や塩素系漂白剤、逆性石鹸で殺菌する
  7. 購入した食品(お惣菜も)は早めに冷蔵庫で保管

O-157に感染しないためにも、この7つをしっかり守り予防することが大切です。

お年寄りや子供は抵抗力や体力が弱いため、もし感染してしまうと重症化しやすい傾向があります。
7〜10月が流行のピークですが、感染力が強いため通年で感染が報告されているO-157。

しっかり消毒して、自分はもちろん、大切な人を守ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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